「和梨の国」千葉県の北西部に位置する市川の地で、特産品である「市川の梨/市川のなし」を百数十年に亘り、代々栽培してきた梨を専業とする農家です。
おいしい梨づくりの伝統と経験が代々受け継がれ生きています。梨栽培に最も重要な一つに「土づくり」がありますが、市川梨は深耕はもとより土壌の理化学性の保持など、土壌管理にさまざまな方法を研究し取り入れています。また市川梨配合と呼ばれる特に市川梨専用に開発された有機配合肥料があります。 この「土づくり」を基本に伝統と最新のノウハウを積み重ね、「おいしい梨の味づくり」果汁・香気・糖度・酸味など風味豊かな「市川の梨」を未来へ継いで行きます。
環境にやさしい害虫防除資材の活用
コンフューザーPとは、果樹の主要な害虫の性フェロモンを利用した 環境にやさしい複合交信攪乱剤で、減農薬に大変役立っています。
オスの害虫がメスの放出する性フェロモンを頼りに飛んでゆく処を、人工的に合成した性フェロモンを果樹園に充満させる事により、この害虫のオスとメスの出会いを妨害するというものです。
赤い針金のようなものがディスペンサーと呼ばれるチューブ状の「コンフューザーP」です。左隣の小さいな白いものも別種のコンフューザーです。